今日はもやもやっとした気持ちになる試合だった。
ジャッジにケチつけても結果は変わらないので、自分たちに反省点はなかったかと考えてみた。
2失点目のルーカスのミドルは、ここ数戦の失点パターンであるミドルレンジからのシュート。
前掛かりになって戻れなかったんだけど、ルーカスに対する憲剛の守備が軽すぎたためにあっさり交わされてしまった。
相手に勢いがあったとはいえ、ゴールまでには距離があったので、ファウル覚悟でガツンといってほしかった。
前半からセンターバックとボランチの間で宇佐美にボールを収められていた。
そこにスペースができて、相手に自由にされるんだろうね。
いい時は運動量豊富なヴィトールがカバーするんだろうけど、今日は動きにキレがなかったし、ガンバのテンポよいパス回しにやられた面も大いにある。
しかしガンバ以外のチームにもやられているのだから、早急に対策をとる必要があるだろう。
もう一つは選手交代。
ヴィトールの出来が良くなかったので憲剛に代えたのはわかる。
次に結構早く稲本を谷口に代えたけど、これはよくわからない。
稲本の出来に問題があったようには見えなかったが、谷口に遠藤をマークさせ、攻撃の時は3列目から飛び込む彼の勢いに期待したのかもしれない。
にしてもちょっと早すぎた。
3枚目は楠神かと思ったが、矢島。
まあこれはいいとして、田坂か横山と代えて3トップにするかと思ったら黒津とチェンジ。
これは時間の経った今でも解せない。
真ん中矢島、左ジュニ、右黒津、トップ下に谷口で憲剛を1列下げるのが従来のパターン。
サイド攻撃と高さが使えるのにそうしなかった。
結果論だけどその布陣を見たかった。
全体的には悪い試合ではなかっただけに、細部の詰めが甘かったし、ミドルもバンバン打つなど気持ちをもっと前面に出してほしい。
あきらめたくはないけど残り10節で13ポイント差は厳しい。
それでも一試合一試合を大切に、気持ちを込めて戦ってほしい。
そして水曜日のナビスコにタイトルへの強い思いを込めて戦おう!